
会場の一つとなる「大分香りの博物館」のハーブガーデン
第18回全国ハーブサミット別府大会「べっぷ香り“Herb(ハーブ)”フェスタ」(大分合同新聞後援)が7、8の両日、別府市内で開かれる。県内では初のサミット。「ONSENがはぐくむ『香り』と『癒やし』」をテーマに、和製ハーブの活用例である「蒸し湯」の考察、香りの観点による温泉の検証など、温泉観光都市ならではのプログラムがある。
7日は午前10時40分から別府大学で、「香り」と「癒やし」のシンポジウム。同大学生が「観香(かんこう)マップ」を披露。由佐悠紀・京都大学名誉教授らが温泉と香りの持つ癒やし効果について意見を交わす。
午後1時からは記念講演「別府の香り遺産 石菖(せきしょう)の香り」。講師は吉武利文・香りのデザイン研究所長(東京都)。鉄輪蒸し湯で使われる和製ハーブ「石菖」について歴史的、民俗学的に考える。
同大学では、地元食材を使って和製ハーブ料理を創作する「Letsハーブクッキング」(午前10時)や、香りを楽しむ日本の伝統「香道」のプチ体験(午後2時15分)も。近くの大分香りの博物館では、香りのコンサート(午後0時20分、同3時)やハーブクッキー・ハーブティーの無料サービス(先着400人)がある。
8日は午後1時20分からビーコンプラザで基調講演。日出町出身の俳優で考古学者の苅谷俊介さんが「土と役者と考古学」の演題で話す。音泉タウン記念音楽会(午後2時40分)や、香りをテーマにしたレストラン、物産展、ハーブクラフト体験もある。
西村駿一実行委員長(学校法人別府大学学園長)は「文化や歴史を学ぶ知的な体験は、新たな観光の要素になる。サミットを通じて香りの文化の奥深さを発信したい」と話している。
講演やシンポジウムの聴講は無料。問い合わせは実行委員会事務局の市観光まちづくり課(TEL0977・21・1128)へ。
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