
「森のクレヨン」で作っているおからクッキー。おから含有率10、30、50%の3種類がある
知的障害者がパンやクッキーの製造・販売に従事している大分市坂ノ市の「森のクレヨン」(丹羽和美施設長)が、「おからクッキー」を開発し、販売を始めた。昨年の大分国体、全国障害者スポーツ大会で、県内の障害者施設が共同で製造・販売した「チャレンジクッキー」で得たノウハウを生かした。
おからクッキーは、健康や食の安全にこだわって開発した。原料のおからは無農薬栽培の県産大豆を使用している豆腐店から購入。商品は、おからの含有率が10%、30%、50%の3種類。いずれも甘さは控えめ。
衛生・安全管理は、チャレンジクッキーの際に確立した手順や基準などを踏襲。パッケージのデザインにも力を入れた。販路開拓では昨年の取り組みで知った商業関係者にアタック。このほど同市のトキハ本店でも販売が始まった。一袋350円だが、お試し期間の11月23日までは300円。
「おからクッキーは、昨年の取り組みで得た貴重な経験を次に生かそうと挑戦した」と丹羽施設長。チャレンジクッキーのように、まとまった量を安定的に販売できれば製造効率や障害者の収入のアップが期待できることから、「再び多くの施設で製造、販売できるよう販路の開拓に力を入れたい」と意気込んでいる。
<ポイント> チャレンジクッキー
クッキーやパンを製造している県内の14施設が協議会を設立して取り組んだ。国体・全国障害者スポーツ大会の期間中に約1万8千箱を販売するヒット商品となった。
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