別府料理学校を自宅で開く調理師の井上継敏さん(75)=別府市上人ケ浜町=が、家庭で手早く作れ、栄養バランスに優れた野菜豆腐「イレブン」を開発した。くず粉と野菜などを混ぜ合わせて作るシンプルなもので、11種類ある。「旅館や料亭でも使ってもらえるようにPRし、観光都市・別府の新たな特産品にしたい」と意気込んでいる。
家庭でも簡単に作れるごま豆腐を、野菜などにも応用できないかと考えたのがきっかけ。多くの野菜で試作したが、豆腐にした際、鮮やかな色合いとあっさりした食感を兼ね備えていたのはトマト、トウモロコシ、オクラ、アシタバ、ヒジキ、カボチャ、サトイモ、レンコン、サツマイモ、ニンジン、緑茶の11種類だった。これらの豆腐を「イレブン」と名付けた。
井上さんが講師を務める市の主催講座「男の厨房(ちゅうぼう)」で26日、初めてレシピを公開。15人が豆腐作りに挑戦した。「簡単で見栄えも良く、とてもおいしい。これなら自宅でも作れそう」と同市中島町の大野敏弘さん(63)と扇山の姫野素晴さん(68)。
井上さんは「メーン料理としても使えるし、ほかの料理の引き立て役としても重宝する。わたし自身、これまでこういう豆腐に出合ったことがないので、“別府の豆腐”として発信していければ」と話している。
問い合わせは井上さん(TEL0977・66・8418)まで。
作り方(4~5人分)
(1)水(110CC)と日本酒(大さじ1)、塩(小さじ2分の1)、うま味調味料(少々)を一煮立ちさせ、だしを作る
(2)くず粉(40グラム)を水(110CC)で溶かす
(3)だしと野菜(トマトなら1個、オクラなら40グラムなど)を混ぜ、ミキサーにかける
(4)ザルでこしながら(2)と混ぜ合わせ、火にかけて練り上げる
(5)バットに移し、水に漬けて冷やし固める。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA