
「早稲田イーライフ愛の里」のスタッフら
介護予防センター「早稲田イーライフ愛の里」が11月1日、別府市石垣東にオープンする。介護が必要となる一歩手前のお年寄りを対象に、短時間で独自の運動プログラムを提供する通所介護事業に取り組む。県内では珍しい試みで、介護予防に特化した新しいデイサービスの形として注目されている。
介護保険の要支援認定を受けた市内在住者が利用対象。市内で有料老人ホームを営む財団法人「愛の里」(菅貞淑理事長)が、全国14カ所で通所介護事業を展開する早稲田エルダリーヘルス事業団(東京都)と提携して運営する。
施設内の約165平方メートルのスペースにスリング(つりロープ)や運動マシンを設置。1グループ5人で2時間ほど、早稲田大学の研究者らが開発した転倒予防や関節機能向上のための独自プログラムに取り組む。介護福祉士らスタッフ3人が利用者の相談も受ける。
通常のデイサービスは1日6~8時間ほどで、入浴や食事付き。「忙しい」「施設での時間を持て余す」「園児のようなことをするのは嫌」などとして利用を拒む人も多く、家に引きこもりがちになる人もいる。同施設の事業は、4コースから好きな時間帯を選ぶことで時間を有効利用しながら、運動習慣を身に付けてもらうのが特長という。
「体力向上や健康維持はもちろん、気分転換にも運動は効果的。無理なく体を動かしたりおしゃべりを楽しんだりすることで、生き生きとした生活につなげてほしい」とスタッフ。施設の竹尾久美子管理者は「楽しい2時間を過ごしてほしい。気軽に足を運んで」と呼び掛けている。
料金設定は通常のデイサービスと同じ。送迎がある。見学の希望など、問い合わせは同センター(TEL0977・26・7776)へ。
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