
自閉症の子どもたちの支援について学ぶ会員ら
自閉症などコミュニケーション能力に障害がある人の支援方法について学ぼうと、別府市内の小児科医らが「TEACCH(ティーチ)プログラム研究会」の大分支部を立ち上げた。発達障害の子どもとの向き合い方などを学ぶセミナーの開催、保護者や専門家らのネットワークづくりに取り組む。「発達の違いを”文化”の違いと受け止め、一緒に生きていける環境づくりを行政にも働き掛けたい」としている。
自閉症は脳の障害の一つ。他人と気持ちを通わせることや集団行動が苦手、強いこだわりや興味の偏り、言語や感覚の問題といった特性があり、支援に悩む人は多い。
TEACCHプログラムは、特性をよく理解した上で、生活の質の向上を目指す支援システム。「いつ」「どこで」「何を」「どのように」「どのくらい」やればいいのか分かりやすいように環境を改善するなど、一人一人に合った支援を行う。米国で1960年代から広がり、世界中で応用されているという。
第1回講座は11日に別府市のニューライフプラザであった。米国での研修経験もある西別府病院「おおいたこども発達障がいセンター」小児科医の三ケ田智弘支部長が、自閉症やプログラムの基礎知識について説明。「子どもの自立と幸せのため、チームとなって謙虚に学ぼう」と呼び掛けた。保護者や教員、施設職員など約80人の会員が熱心に耳を傾けた。
大分支部は全国で15番目の支部として7月に発足。月1回程度の講座などを開いていく。入会には活動費などとして入会金(1000円)と年会費(4千円)が必要。
問い合わせは西別府病院内の事務局・竹長和恵相談員(TEL0977・24・1221)まで。
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