
趣向を凝らした衣装に身を包んで熱弁を振るう出場者=18日、豊後高田市中央公民館
ことしで第25回を迎えた豊後高田市の名物イベント「大分方言まるだし弁論大会」(大分合同新聞後援)が18日、市中央公民館であった。11組12人の弁士が自慢の“お国言葉”でそれぞれの思いを訴え、ホール満員の観客を沸かせた。
土谷雄二大会実行委員長が開会あいさつ。趣向を凝らした衣装やパフォーマンスを交え、個性豊かな弁士が次々に登場した。
豊後高田市の日浦勝彦さん(56)は「来年はあんたらも弁士んなっちみない」と呼び掛け、インドネシア出身の留学生グナワン・マグダレナさん(20)は、大学のサークル活動や家族とのことを日本に来て覚えた流ちょうな大分弁で披露し、「日本に住んで本当に成長しよるち感じよん」。
臼杵市の羽田征人さん(71)の題目は「古希からん人生」。70歳を機に新聞配達などを始め、「朝はよう起きんのはよだきいことあるけど、ずっと続けよう思うちょん」と話した。柳ケ浦高校1年の永松大貴君(15)と松井康樹君(16)は3年前にも出場。「2人んこと覚えちょんかえ。あん時は顔が見えんほどこんめかったに、こげえ大きくなった」と語りかけた。
日高貢一郎・大分大学教育福祉科学部教授ら6人が審査。「通訳んしがわしん言葉が分からんかった」などと、夫婦でヨーロッパに旅行した体験談をユーモラスに話した大分市の糸永隆章さん(73)が最優秀賞に選ばれた。糸永さんは「なんべんも練習しちきた。こげな賞もらえてたまがった。うれしいちゃなんちゃありゃせん」と喜んだ。
入賞者は次の通り。
▽優秀賞 日浦勝彦(豊後高田市)羽田征人(臼杵市)渡辺若菜(宇佐市)▽市長特別賞 グナワン・マグダレナ(別府市)
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