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本格着手から30年 別府公園の整備終了

[2009年10月18日 10:13]

園路のカラー舗装が終わった別府公園

 別府市が約30年間にわたって進めてきた別府公園の整備がほぼ終わった。園内にある多くのマツを生かした緑豊かな公園を目指し、文化施設や体育施設も建設。市民だけでなく観光客らの憩いの場、健康増進の場、文化の発信の場などとして親しまれている。市は「園路整備で雨の日も利用しやすくなった」とさらなる利用を呼び掛けている。

 広さは約27万3000平方メートルで、市街地にある公園としては県内最大規模を誇る。敷地内には芝生広場や竹林、池、ステージなどがある公園本体のほか、ビーコンプラザやべっぷアリーナ、テニスコート(6面)、駐車場(約500台)などがある。
 今年8~10月上旬には園路の舗装を実施。地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業として約2700万円をかけて、未舗装だった約600メートルの区間に透水性のカラー舗装を施した。
 同公園がある場所は戦前、私有地だった。戦後すぐの1946年、米進駐軍が接収して隊舎などを整備。57~79年は自衛隊の駐屯地となった。77年には昭和天皇陛下御在位50年記念公園に指定され、80年に本格的に整備に着手。95年にビーコンプラザ、2003年にはべっぷアリーナを完成させた。
 園内に群生する約650本のマツは1906年ごろ、別府で静養していた皇族・軍人の梨本宮守正王(なしもとのみやもりまさおう)が約3万5000本の苗を植えたもの。米進駐軍や自衛隊がいた時代にも多くが保全された。これだけの松林が市街地に残っているのは全国的にも珍しいとして2006年、「日本の歴史公園100選」に選ばれている。
 市公園緑地課は「樹齢100年を超す松林があり、四季折々の花に囲まれた公園は別府の財産」と話している。

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