
展示された大砲の縮小模型に見入る安心院町佐田小学校の児童ら=16日午前、宇佐市高森の県立歴史博物館
県立歴史博物館(宇佐市高森)の本年度特別展「おおいた発!幕末文化維新―賀来家・華麗なる一族」(県、県教委、県立歴史博物館、大分合同新聞など主催)が16日、始まった。11月29日まで。
開幕式典には関係者や賀来家ゆかりの同市安心院町佐田地区の住民、児童ら約80人が出席。山田修治県教育次長と佐藤政昭大分合同新聞事業局長が「賀来家の人々の生きざまに触れることで郷土への愛着を深めてほしい」などとあいさつ。出席者の代表がテープカットをしてオープンした。
宇佐・国東に広く拠点を持つ賀来家は幕末から明治初頭にかけ、現在の佐田地区で大砲鋳造事業を成功させた惟熊(これたけ)、いとこでシーボルトの高弟の佐之(すけゆき)、その弟で幕末三大本草学者の1人に数えられる飛霞(ひか)ら当時一流の知識人や技術者を輩出した。
同展では偉業を成し遂げた3人の業績などを、83件の資料を通じて紹介。メーンは飛霞が描いた動植物の写生図で、形状や色を精緻(せいち)に表現した約150点が並んでいる。25日に記念講座、11月8日には関連講座がある。
入館料は一般500円、大学・高校生300円。問い合わせは同館(TEL0978・37・2100)へ。
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