大分のニュース

心の病に向き合う あすから、映画「精神」

[2009年10月16日 14:36]

ドキュメンタリー映画「精神」のパンフレット

 全国の自殺者は年間3万人を超え、心の病気への理解や対策の必要性が叫ばれて久しい。そのような中、精神科診療所に通う患者に密着したドキュメンタリー映画「精神」が、17日から大分市府内町のシネマ5で上映される。
 「精神」は想田和弘監督(米国在住)の作品。岡山市にある診療所「こらーる岡山」を舞台にしており、患者たちは皆、実名でカメラと向き合い、喜怒哀楽をストレートに表現している。全国各地で上映されており、話題を集めている。
 シネマ5の田井肇支配人(53)は「職場や家庭など至る所にうつ病の人がいて、心療内科で治療を受けている。心の病気は今や身近な病気であることを認識してほしい」と、大分で上映する思いを説明。さらに、「この映画を見ると、病気と健康、正常と異常の定義はあいまいで、境界は不明瞭(めいりょう)なことが分かる。心の病気を社会がどう受け止め、どうかかわっていくか考えるきっかけになれば」と話している。
 上映は▽17~20日 午前11時35分、午後6時40分▽21~23日 午前11時35分、午後8時45分▽24~30日 正午。問い合わせはシネマ5(TEL097・536・4512)

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