
張り切って出発=11日、中津市耶馬渓支所
中津市のメイプル耶馬サイクリングロードで11日、タンデムサイクリング大会があった。タンデム車と呼ばれる2人乗り自転車を使い、視覚障害者にもサイクリングを楽しんでもらおうという企画。1994年に市民の発案で始まり、ことしで16回目。昨年は国体と重なり実施しなかったため、2年ぶりの開催。
33人の視覚障害者はタンデム車の後ろのサドルにまたがり、前に座っているボランティアの声に誘導されながら、息を合わせてペダルをこいだ。新貝正勝市長や、協賛しているイオンモール三光の岡橋保積ゼネラルマネジャーもボランティアで参加。秋風がそよぐ中、視覚障害者の目となって走った。
スタート地点の耶馬渓支所から、折り返し地点のコアやまくにまでは約12キロ。往復に11人、片道に22人が挑戦した。途中、同市耶馬渓町の下郷婦人会がお茶などを振る舞い、コアやまくにでは全盲のピアニストの演奏やひょっとこ踊りが披露された。
片道を走った城戸博勝さん(56)=福岡県行橋市稲童=は「2人乗り自転車は初めてで、こぎ出すときに息を合わせるのが難しかったが、楽しかった。来年もまた参加したい」。一緒に走った広木里香さん(33)=同市西泉=は「来年は息がぴったりのはず」とにっこり。
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