大分のニュース

国東の文化財再調査 HPを作成へ

[2009年10月04日 10:34]

国指定重要文化財の「岩戸寺宝塔」

 国東市は本年度、市内の指定・登録文化財などの再調査を始めた。旧町ごとの文化財台帳の電子化を進め、観光情報としても利用できるよう写真や由来、周辺地図、アクセスなどの情報を載せたホームページ(HP)を作成して「仏の里」のPRに力を入れる。

 国東市内には433の国県市指定・登録文化財があり、「岩戸寺宝塔」(国指定重要文化財)「長木家宝塔」(同)などは1950年に指定を受け、約60年が経過している。
 長年の間に保存改修や周辺環境の整備が必要なものが出てきたため、再調査が必要と判断。全国的に盗難被害なども相次いでいるため、紛失の有無を含めた実態把握をする狙いもある。
 8月から国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金で雇用した臨時職員1人が旧町ごとの台帳を電子化する作業を始めた。今年中に完了させる予定で、そのデータを基に本年度末までにHPを作成・公開する方針。
 HPが新たな盗難被害を誘発しないよう掲載は所有者などと協議して判断するという。
 文化財課は「県内でも珍しい取り組み。多くの人が国東の文化に親しむきっかけとしたい」としている。

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