
宮本敏久九州農政局長(中央)に要望書を提出する片岡登喜男県農林水産部長(左)、首藤勝次竹田市長=1日午前、熊本市の九州農政局
ダム湖の地盤から水が漏れ、事業計画が大幅に遅れている大蘇ダム(熊本県産山村)問題で、首藤勝次竹田市長、足達寛康・同市議会産業建設委員長、片岡登喜男大分県農林水産部長ら8人は1日午前、熊本市の九州農政局を訪れ、宮本敏久局長に計画通りのダム給水を要望。新たな地元負担は受けられないと訴えた。
首藤市長らは「30年経過しても水は供用されない。政権交代もあり、農家は事業の方向性に不安を感じている」と強調。地元が納得できる対応方針を提示することや、地元負担を増やさないことなどを求めた要望書を手渡した。
取材に対し、宮本局長は「地元が水を求める熱い思いは感じた。この声は本省に伝える」とした上で、ダムの防水工事をするのかなど、秋に方針を示すと説明してきた点は「まだ何をするかは決めていない」と述べるにとどまった。また、赤松広隆農相が地元と協議をする姿勢を見せていることについて、「現時点では大臣訪問は決まっていない」とした。
首藤市長は「赤松農相は追加工事をしない可能性にも言及したが、地元が水不足であるという現状を認識してほしい。県と協力して、赤松農相に一日でも早く現地を視察してもらうよう要望していく」と話した。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()