大分のニュース

天候の異常? 台風接近いまだゼロ

[2009年09月30日 14:39]

 県内では今年、台風の接近・上陸が1回もないまま、“台風シーズン”の9月が終わる。近年は台風の接近・上陸が少ない傾向にあるが、現在、南太平洋上で相次いで発生しており、過去には10月に発生した台風もある。大分地方気象台は「この後も引き続き、少ないとは限らない」と話している。

 同気象台によると、29日現在で計18個の台風が発生。沖縄地方などを除く本土に上陸した台風はなく、接近したのも2個。県内を含む九州北部は、2008年10月以来、台風の接近がない。2000年以降で、九州北部に最も多くの台風が接近(上陸を含む)したのは04年の9個。一方、01年はゼロだった。
 台風の接近や上陸がない理由について、同気象台は「偶然にすぎない」という。例年、暑い夏を演出する太平洋高気圧は9月以降に日本列島の東海上に後退する。台風は太平洋高気圧に沿うように北上するため、日本への上陸や接近が増える。「だが今年は太平洋高気圧が弱く、台風が北上しても偏西風の影響で、日本に接近する前で東に流された」と説明。
 ペルー沖の海水温が高くなる「エルニーニョ現象」が発生していることも、台風の発生が少ない原因の一つと考えられるという。
 しかし、いったん台風が接近・上陸すれば、大きな被害をもたらす恐れがある。8月中旬に本州南海上を北上した台風9号は兵庫県に豪雨被害をもたらし、多数の死者を出した。
 県内でも台風からの湿った空気が流れ込んだ影響で前線が活発化。竹田市で8月としては過去最高の1時間に77ミリの激しい雨を記録し、13人が巻き込まれる土砂崩れを引き起こした。
 大分地方気象台は「過去も10月以降に接近・上陸した台風はある。台風情報には十分注意してほしい」と話している。

 <ポイント>
 台風の上陸・接近 台風の中心が本土の海岸線に達した場合は「上陸」とされ、中心が各地の気象台や測候所などから300キロ以内に入った場合は「接近」。小さい島や半島を横切り、短時間で再び海に出る場合は「通過」と呼ぶ。日本気象協会によると、1951年以降の台風発生数は年平均26・7個。月別で最多は8月の5・5個、次いで9月の5・1個。10月も3・9個発生している。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA