
お互いの健闘をたたえ握手を交わす準優勝の日田シルバー(右)と優勝した川崎ドリーム=29日午後、別府市実相寺の別府市民球場
泉都・別府に日田シルバーナインをたたえる拍手が響いた―別府市民球場などで開催された第25回全日本還暦軟式野球選手権大会(大分合同新聞後援)最終日の29日、県代表の日田シルバーが見事に準優勝した。決勝は大差で敗れたものの、「最高の活躍。地元の大会を大いに盛り上げてくれた」とスタンドのファンや大会関係者から健闘をたたえる声が続いた。
スタンドにはこの日も小林輝雄選手(66)の妻・文代さん(63)、娘の優里さん(40)、孫の阿部結花さん(11)、咲帆ちゃん(6)の姿があった。打席に入るたびに太鼓をたたき、拍子木を打ち、笛を吹いて「おじいちゃん頑張れー」と声をからして声援。最終日までの活躍に「決勝まで応援でき、みんなで喜んでいる。5日間楽しかった。いい思い出をありがとう」と感激もひとしおの様子。
鈴木成弘捕手(62)の娘あゆみさん(30)一家も北九州市から球場に駆け付け、「父はずっと頑張ってプレーしているけど、準優勝するなんて思ってもいなかった」と、うれしそう。
日田シルバーの活躍を知り、玖珠町から急きょ、応援に来た梅木芳さん(70)は「応援したくなって急にきた。準決勝は最高の試合。これで頂点まで行くかと思ったが、相手が強い。でも大したもの。天気と日田が殊勲賞」とにっこり。大分市から訪れたシルバー野球仲間の山崎譲二さん(61)は「還暦野球の応援に来たが、地元が最後まで残ったのが何より」と力を込めた。
地元チームの奮闘に県還暦軟式野球連盟の板井貞仁会長、松瀬繁理事長らは「日田の準優勝は最高の収穫。還暦野球をアピールできた」と笑顔を見せた。
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