
住民の利便性向上に一役買うコミュニティーバスの「宝くじ号」
九重町で同町地域交通協議会(会長・坂本和昭町長)が国土交通省の補助を受け、定期バスの走っていない周辺部地域で町で初めてのコミュニティーバス(4路線)を、10月から来年3月末まで実証運行する。1日朝、寺床線の始発停留所で出発式がある。
バス路線は、野上地区の小平谷線(17・5キロ)と寺床線(17・1キロ)に、南山田地区の小園線(8キロ)とうるが線(9・5キロ)。小平谷線は火曜日、寺床線は水、金曜日にそれぞれ3往復。小園線とうるが線は月、木曜日に各2往復。
各路線とも地元の始発停留所を出た後、小学校やJR駅、医療機関、スーパーなどを経て町役場へ向かい、復路は逆になる。料金は1回乗車で300円(小学生以下は半額)。沿線住民の買い物や通院、町役場への足が便利になるほか、路線バスやJRを乗り継げば、利便性はさらに高まる。
運行するバスは、財団法人日本宝くじ協会の助成で購入した10人乗りの「宝くじ号」で、昇降用のドアは自動スライド式。運転は町内に路線などを持つバス、タクシー会社に委託する。
同協議会は昨年、町内の公共交通の在り方を検討するため、町や県、交通機関などの関係者が参加して発足。アンケート調査で、「コミュニティーバスを利用したい」という回答が多いことを受けて、実証運行を決めた。
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