
八幡古表神社に伝わる神相撲で披露された、西・住吉神と東・11体の神々との押し合い相撲
宇佐市の郷土芸能保存会麻生神楽(永野正行会長)の「麻生神楽ライブonステージ2009」が26日、同市の和間神社境内であり、八幡古表神社(福岡県吉冨町)に伝わる国指定重要無形民俗文化財の「細男(くわしお)舞・神相撲」が披露された。
奈良時代、南九州・隼人の反乱を鎮圧するために神軍を率いた宇佐八幡神が戦場で傀儡子(くぐつ=木製の操り人形)を舞わせ、敵軍を惑わせて勝利を収めた―とされる故事に由来。その後、隼人の霊を慰めるため始まった宇佐神宮の放生会で、傀儡子を操って細男の伎楽を奉納したことが起源とされる。
この日は、同ライブに招待された傀儡子保存会が細男舞の後、神相撲を上演した。体長30~60センチの傀儡子を使い、東西の神々による勝ち抜き相撲や小柄な住吉神が活躍する飛び掛かり相撲、押し合い相撲などを披露。太鼓や笛のおはやしに合わせたユーモラスな動きに、会場は笑いと歓声に包まれた。
麻生神楽(市選択無形民俗文化財)は「隼人」など四つの演目を繰り広げ、迫力ある舞で観衆を魅了。同神楽育成会や成恒子ども神楽愛好会(福岡県上毛町)も出演し、大きな拍手が送られていた。
ライブは宇佐神宮の放生会(10月10~12日)のプレステージと位置付け、和間神社に会場を移して開催。放生会終了まで、同神社浮殿をライトアップする。
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