
展示の準備を進める関係者。木工、金工、竹工などの道具類を中心に展示
玖珠町の清田コレクション整理委員会(麻生万里会長)は、10月1日から31日まで町内森のわらべの館2階展示室で清田コレクション特別展示「造形工具展」を開催する。
清田コレクションは、1990年に佐伯市出身の故清田義雄さん(元福岡教育大名誉教授)から寄贈を受けた、全国の郷土民芸品や版画「白と黒」、各地の記念碑の拓本など1万点を超える貴重な資料。
同委員会は、翌年からわらべの館で一部の展示を始める一方、膨大なコレクションの記録と整理を地道に続けた。今回の展示品は木工、金工、竹工などの道具類が中心で約300点。
「建築現場で次第に姿を消しつつある貴重な道具類です」と、麻生会長が指摘するように木工具のかんな類は「台直し」「外丸」「さくり」、きりは「ねずみ刃きり」や「三つめきり」など。彫金用のたがねセットや今では珍しい謄写版セットも見られる。
同委員会は、のこなどはさびを落とし、きれいに磨いて保管してきた。一つ一つに使い込まれた年季が感じられ、展示の準備をしていた関係者は「9年前に整理を終えてから、初めて日の目を見る」と、感慨深げに作業していた。
問い合わせはわらべの館(TEL0973・72・6012)へ。
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