県土木建築部は長期計画「おおいた土木未来(ときめき)プラン」の昨年度の達成度報告書をまとめた。事業の進ちょくや効果を示す18項目の数値目標のうち、浸水対策や高速道路インターチェンジへのアクセス時間短縮など13項目の達成率が100%以上になり、「目標はほぼ達成している」と自己評価した。
プラン10年目の2015年度の目標に対する達成度も13項目が順調に推移している。ただ政権を獲得した民主党は「無駄な公共事業の削減」を掲げているためインフラ整備の財源が確保できるか不透明で、今後も計画通り進むか注目される。
プランは06年度に開始。年度ごとに達成度をチェックして報告書を県のホームページなどで公表している。
「浸水対策が必要な地域数」(昨年度は27地域)は減少させるのが目標で、北鼻川(大分市)などで対策事業が完了して目標(30地域)を上回った。
大分国体に向けて▽東九州自動車道津久見―佐伯間▽都市計画道路庄の原佐野線▽大分自動車道大分光吉インターチェンジのフル化―などが完成したため、「大分市中心部までおおむね60分で到達できる人の割合」も目標をクリアした。
4項目は達成率90%以上となった。最も低かった「フェリー航路の利用台数」(86・3%)は景気悪化や減便などが影響した。
プラン最終目標への到達度では3年目の昨年度に30%に満たなかったのは「日常生活の中心となる都市までおおむね30分で移動できる人の割合」「生活排水処理率」など5項目あった。
報告書では地域住民との意見交換などを通して事業への理解や施設の維持管理への参加を促す取り組み(地域協働型土木行政推進事業)や、高速道路整備など主要プロジェクトの進ちょく状況も紹介している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA