
写真は混ぜ合わせる作業をする杜氏の葦苅勝義さん=25日
杵築市大田沓掛の白鬚(しらひげ)田原神社で10月17、18の両日、どぶろく祭り(県選択無形民俗文化財)がある。神社の境内で醸造したどぶろくを参拝客に振る舞う珍しい祭りで、1300年近い歴史を持つ伝統行事。25日、神社の醸造所で仕込みの作業が始まった。
地元住民が大田産の新米540キロを蒸して冷まし、こうじと混ぜ合わせる作業に汗を流した。今後は満遍なく発酵させるため、数時間に一度のペースでかき混ぜる。10月1日に「掛添(かけぞ)えの儀」で米660キロを追加し、祭り当日には約2200リットルのどぶろくが出来上がる予定。
高野晶義氏子会長(66)=顔写真=は「今回はちょうど土、日曜日。毎年決まった日に行う祭りなので、2日間とも休日というのは珍しい。観光客が増えるのではないか」と期待している。杜氏(とうじ)歴40年以上の葦苅勝義さん(78)は「きちんと管理しておいしく仕上げたい。参拝客が多いと、量が足りなくなるかも」といたずらっぽく笑った。
神社近くのイベント広場では17日、「地域伝統芸能のつどい」と題した催しもある。山香神楽や杵築城太鼓など、市内の芸能団体が多く出演する初めての試みで、市大田振興課は「祭りを盛り上げてほしい」としている。
神社の名前にちなんだ恒例の「鬚自慢コンクール」は、18日午前10時からイベント広場で開催する。ひげの部(白ひげ、黒ひげ)と黒髪の部があり、出場者を募集している。締め切りは10月13日だが、当日の飛び入り参加もできる。
イベントの問い合わせ、コンクールへの応募はイベント実行委員会(TEL0978・52・2222、ファクス0978・52・2762)まで。
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