
家族連れなどでにぎわう高崎山=21日午前、大分市
秋の大型連休「シルバーウイーク」(SW)は21日、5連休の“中日”を迎えた。好天に恵まれ、多くの家族連れが街へ、山へ、郊外へ。高速道路からは途切れることなく県外ナンバーの車が押し寄せ、県内各地の行楽地は朝から晩まで人、人、人の波に包まれた。
由布岳の正面登山口には、早朝から幅広い年代層の登山客が到着、次々と頂を目指した。福岡市の会社員岡村研治郎さん(45)は「ゆっくり、のんびりとトレッキングを楽しみたい」。秋を感じながら、ススキの穂が揺れる斜面を長男(10)と一緒に進んだ。
観光都市・別府。市内の幹線道路は断続的に渋滞が発生し、レジャー施設はどこも“満員御礼”の状態が続いた。
明礬温泉の名物・湯の花小屋が並ぶ「明礬 湯の里」には関東、関西方面からのツアー客らが続々と詰め掛けた。同施設の飯倉里美代表(50)は「盆時期よりも団体客がはるかに多い。早くも秋のオンシーズン(11月)を迎えたかのようなにぎわいです」。
大分市の高崎山自然動物園も大盛況だった。「秋は食べ物を求めてサルが山にこもりがちになるが、今日は朝から“下界”に下りてきた。機嫌も上々だったようです」と同園。
埼玉県川越市から家族ら5人で来園した吉野佳美さん(37)は「3泊4日の九州旅行。明日は気合を入れて高速道で帰ります」。園内を満喫後、隣接の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」へと向かった。
大分地方気象台によると、九州北部には気圧の谷が接近し、SW後半の22、23の両日は不安定な天気になりそう。
湯布院ICで4キロ渋滞
県内の行楽地周辺では21日、交通混雑が起きた。
県警交通管制センターや日本道路交通情報センターなどによると、大分自動車道の湯布院インターチェンジでは午後4時ごろ、下り線で約4キロ渋滞した。由布市湯布院町内は観光客の車で込み合った。
大分市神崎の大分マリーンパレス水族館「うみたまご」付近では終日、混雑が続いた。別府市の流川通りは午前中から、ラクテンチに向かう車の列ができた。
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