
貧困問題について講演をする湯浅誠さん=21日午後、大分市のアイネス
反貧困ネットワーク事務局長で、昨年末に東京都・日比谷公園に設置した年越し派遣村の村長を務めた湯浅誠さん(40)の講演会(大分合同新聞後援)が21日、大分市のアイネスであった。
約150人が参加。反貧困ネットワーク・大分代表の渡辺耕太弁護士が「貧困の解決に何が必要か、わたしたち一人一人に何ができるかを一緒に考えていきましょう」とあいさつ。重野安正社民党幹事長、堤栄三県議が祝辞を述べた。
湯浅さんは貧困の現状について「東京では炊き出しに集まる人が昨年より増えている」と説明。「OECD(経済協力開発機構)の基準だと、国民の7人に1人が貧困であるはずなのに、そう感じている人は少ない」と日本と世界の“貧困観”の違いを指摘。貧困を減らし、国の健全さを示す指標として、新たに「貧困率」の導入を求めた。
この後、湯浅さんと、ドメスティックバイオレンス(DV)被害や多重債務に苦しんだ女性、ホームレス支援者らがパネルディスカッションを開いた。
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