
脂身が少なくヘルシーな放牧牛の肉のバーベキューを楽しむ子どもら=宇佐市安心院町の家族旅行村「安心院」
「おおいた型放牧」で飼っている牛の肉の試食会が、宇佐市安心院町の家族旅行村「安心院」であり、家族連れなどが脂身の少ないヘルシーな放牧牛の肉でバーベキューを楽しんだ。
放牧は、同町の宮田ファミリーぶどう農園(宮田宗武代表)がイノシシによるブドウの食害被害を軽減しようと、ことし4月から導入。農園の敷地計2ヘクタールのうち1・5ヘクタールで3頭を飼ったところ、イノシシやタヌキが寄り付きにくくなったり草刈り作業の省力化、景観維持―といった効果が表れているという。
試食は、雑草だけを食べている放牧牛の食肉としての可能性や将来の提供方法を探ろうと、NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会の農業体験ツアー「マイ米物語」の中で開催。同市の四日市児童館の子どもや市内外からの家族連れなど約60人が参加した。
参加者はブドウの手入れや収穫体験をした後、食肉処理した放牧牛1頭の肉を試食。「思ったより軟らかくておいしい」などと話しながら次々に口に運んでいた。
支援した県北部振興局生産流通部経営・畜産班は「食肉についてはオーナー制度なども視野に、提供方法を考えていきたい」としている。
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