
欠航した飛行機の整備作業=7日午後2時ごろ、大分空港
大分空港で7日午前に発生した鳥と航空機の衝突「バードストライク」。乗客乗員50人にけがはなかったが、エンジンに鳥を吸い込み、内部のブレード(プロペラ)を損傷して煙を上げた航空機は欠航した。同空港でのバードストライクによる欠航は記録のある1999年以降、初めて。
大分空港事務所などによると、墜落につながったのは過去50年に世界で数例しかないが、バードストライクそのものは国内で年に千件以上発生している。
エンジン部分に鳥よけの目玉模様を塗装したり、訓練したハヤブサやタカを試験的に放すなど、空港や航空会社はあの手この手の対策を講じている。
しかし根本的な解決策はなく、大分空港も「注意深く追い払うしかない」と言う。94年からは航空保安協会大分第二事務所が巡回し、銃器(空砲や実弾)を使って追い払う「バードパトロール」をしてきた。
だが、機体に異常を与えないものを含め、発生件数は▽2005年28件▽06年22件▽07年28件▽08年23件。06年には離陸遅れが1件あり、運航に支障が出た。
大分空港事務所の湯浅芳雄専任運航情報官は「パトロールを徹底し、衝突の頻度を少しでも減らせるよう努めたい」としている。
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