
訓練で、けが人を応急処置する「大分DMAT」=1日午前10時37分、大分市賀来南の旧県自動車運転免許試験場
「防災の日」の1日、大分市消防局(佐藤日出美局長)は、同市賀来南の旧県自動車運転免許試験場で総合防災訓練をした。市内3消防署の約170人と災害派遣医療チーム「大分DMAT(ディーマット)」の4チームなどが参加した。
「ビルの改修工事中に足場が崩れ、作業員など多数のけが人が出ている」という想定。中央消防署が出動したが、規模の大きい「集団災害」だったため、東と南の両消防署に応援出動を要請。「大分DMAT」の医師や看護師も急行し、救助作業に当たった。
けがの程度によって治療の優先順位を決める「トリアージ」を行い、けが人を救護テントに運び込んで応急処置。「崩れた足場に車が衝突して車内に人が閉じ込められている」という想定の訓練では、油圧式の特殊器具でドアをこじ開けて救助した。2日も同様の規模で訓練を実施する。
同局は「集団災害としては1月に、南日本造船のタラップ落下事故があった。いつ起こるか分からない災害に柔軟に対応できるよう備えておきたい」としている。
災害用伝言ダイヤル「非常時は使って」 大分駅で呼び掛け
日本公衆電話会県支部(荒金一義支部長)は「防災の日」の1日、災害用伝言ダイヤル「171」を広く知ってもらおうと、大分市のJR大分駅構内で広報活動をした。
災害用伝言ダイヤルは地震などの際に電話がつながりにくくなった場合、「171」にかけると伝言の録音と再生ができ、被災者の安否確認などができるサービス。同支部大分分会の役員ら14人が、利用方法を書いたマニュアル1500枚を駅利用者らに配布した。
日本公衆電話会は、店舗などに公衆電話を設置している事業主らでつくっている会。荒金支部長は「公衆電話は非常時でもつながりやすいので、利用してほしい」と呼び掛けた。
<ポイント>「171」の使い方
メッセージを録音する際は、「171」「1」「被災者の固定電話の番号(市外局番から)」の順にダイヤルする。回転ダイヤル式電話ならそのまま録音(30秒間)、プッシュボタン式の場合は「1」「♯」を押してから録音する。再生は、「171」「2」をダイヤルした後、録音と同様の手順で再生が開始される。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()