
当選を決めバンザイをして喜ぶ吉良州司さん=30日午後8時すぎ、大分市内のホテル
政権担う重責に高揚
吉良陣営
投票締め切りから間もない午後8時すぎ、テレビ各社が矢継ぎ早に「当選確実」を伝えると、約300人の支援者が詰め掛けた大分市内のホテルのホールにどよめきが起きた。
吉良州司さんは深々と頭を下げた後、満面に笑みを浮かべながら支援者一人一人と固い握手を交わした。
「いよいよ政権交代。勇気と自信と誇りを持ち、与党の中枢で大いに活躍してくれるでしょう」。選挙戦を支えたボランティア組織の矢幡一徳代表世話人、衛藤延洋選対本部長があいさつし、万雷の拍手の中、吉良さんが壇上へ。
「与党議員として、ひたすら国の行く末を考え、国民のために政治活動に取り組んでいきたい」。吉良さんは政権を担う重責に表情を引き締め、力強く3期目の抱負。そして自ら音頭を取り、「勝ったぞ」と声を上げ、支援者と当選の喜びを分かち合った。
「挑戦やめない」明言
穴見陣営
支援者や選挙スタッフら約200人が集まった大分市宮崎の事務所に午後8時半すぎ、真っ黒に日焼けした穴見陽一さんが姿を現し、深々と頭を下げた。
「奇跡をおこそう」を合言葉に、陣営は若さを前面に押し出して戦ったが、自民党へのかつてない逆風の中、初陣を飾ることはできなかった。薬真寺克尚後援会長は「わたしの力不足。おわびのしようもない」、渕健児選対本部長は「残念無念の一言。(日本で)革命が起きたとでもいうのか、わたしたちの声が届かなかった」と唇をかんだ。
穴見さんは「期待に応えられず、おわびの言葉もない。多くの人に支えられ、幸せでした。わたしは政治の道に生涯をかける。挑戦をやめないし、明日からまた頑張る」と捲土(けんど)重来を明言。支援者から「頑張れ」「次こそ当選だ」と、拍手と励ましの声が一斉に上がった。
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