全国学力テストの結果公表に合わせ、県教委は27日、小学5年生と中学2年生に実施した「基礎・基本の定着状況調査」の結果(速報)を発表した。教科別の偏差値平均(全国平均=50)は昨年とほぼ同じだが、全国の偏差値分布と比べると、極端に低い児童・生徒が多く、高い子どもが少ない傾向が出た。
教科別偏差値の平均は、小学5年生が▽国語 49・4(2008年 49・6)▽算数 49・8(同50・2)。中学2年生は▽国語 49・6(同49・8)▽数学 49・9(同49・8)▽英語 50・1(同49・6)。
教科別の偏差値分布で、最も低い(偏差値34以下)子どもの分布は全国平均(7%)に対し、小学国語で10%、中学英語で12%など、全科目で上回った。一方、最も高い(同65以上)子どもの比率は全国平均(7%)に対し、小学算数、中学英語がゼロなど、全科目で下回った。県教委義務教育課は「特に学校の授業についていけない児童・生徒への対策を考えないといけない」としている。
郡市別では、豊後高田市と宇佐市、速見郡がすべての科目で全国平均を上回った。一方、別府、杵築、津久見、由布、豊後大野の各市と玖珠郡は全科目で全国平均を下回った。
得点やあらかじめ県教委が定めた「書く力」などの項目(小5は19項目、中2は26項目)の目標値を上回った学校は小学校が昨年より1校多い29校、中学校は23校減って20校。このうち、5年連続で目標を上回ったのは小学校が、駅館(宇佐市)と西の台(大分市)。中学校は上野ケ丘、判田、大分西(いずれも大分市)。
「全国学力テストと同様、算数や数学の文章問題が弱かった」と県教委。
調査は全国学力テストと同時に実施し、小学5年と中学2年の児童・生徒、各約1万1千人が受けた。
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