大分のニュース

トキハ「ファミリーレストラン」一時休業へ

[2009年08月27日 14:26]

一時休業するトキハ本店の「ファミリーレストラン」。カフェコーナーなど設け10月に再オープンする

 大分市のトキハ本店の「ファミリーレストラン」がリニューアルのため、9月1日から一時休業する。ろう細工のメニュー、食券による注文、今では珍しい大食堂の雰囲気―。70年以上にわたって家族連れなどに親しまれ、「『街で食事する』といえばトキハの大食堂だった」という世代も多い。内装とメニューを一新して10月に再オープンするが、惜しむ声も聞かれる。
 「子どものころ、家族で買い物をして大食堂で食事後、屋上で遊んで帰るのが定番だった」。別府市の会社員男性(47)は懐かしそうに振り返った。「今では妻と8歳の息子と一緒に訪れ、買い物と食事を楽しんでいる」と話す。
 ショーウインドーに並ぶろう細工のメニュー。家族連れが「どれにしようか」と楽しそうに会話する光景は今も昔も同じ。入り口の正面に張った一時休業を告げる張り紙を見た客から「レストランが変わるの」「驚いた」という声も。
 レストランチーフの吉田匡克さん(49)は「大食堂と呼べる飲食店も県内でここだけになり、常連客からは休業で寂しくなる、という声を掛けられます」。
 ファミリーレストランはトキハの創業(1935年10月)と同時にオープン。戦時中も「国民食堂」の名称で営業を続けた。75年、店舗増床に合わせて現在の場所(7階)に移動。「以後、店の雰囲気はほとんど変わっていない」と同店。292席あり、和食や洋食、中華など計約100点のメニューを用意。カレーなど315円の格安メニューのファンも多い。
 リニューアルは時代に合った内装、メニューにして新たな客層をつかむのが目的。カフェコーナーも設ける。創業後、営業を一時休止するのは今回が初めて。
 中学時代の同級生3人と一緒に食事をしていた大分市の女性(74)は「毎月、仲良し4人がこのレストランで食事してきた。昭和の大食堂の雰囲気が漂っていて大好きだった。改装後も今の店舗の雰囲気を残してほしい」と願った。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA