大分税関支署がまとめた2009年上半期(1~6月)の貿易概況によると、県全体の輸出額は2771億円で、前年同期比51・3%減。輸入額は3902億円で、同51・0%減。前年同期に比べ、輸出額、輸入額とも半減した。
景気後退に伴う減産と需要の減少に加え、(1)輸出額の約3割を占めていた映像機器(デジカメなど)が別の税関に輸出申告をするようになった(2)原油高・原材料高が一段落して単価が下がった―が主な要因。
貿易額の大半を占める大分港は、輸出入とも主要品目のほとんどが落ち込んだ。輸出額1位の鉄鋼は479億円で、48・0%減。2位の事務用機器(プリンター部品)は446億円で、34・6%減。輸入額1位の原油・粗油は単価の下落もあって836億円で、63・6%減となった。
一方、造船が好調の津久見、佐伯両港は輸出入とも増加。品目別では船舶類が輸出額のほとんどを占め、津久見港は359億円で、45・4%増、佐伯港は201億円で20・2%増。輸入はセメント工場などで使う石炭が増加し、それぞれ34億円で、62・3%増、14億円で、43・7%増だった。
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