
中津商単独で最後の1年に臨む野球部の12人=中津球場
2010年度で閉校になる中津商業高校の野球部が、マネジャーを含めた12人で最後の1年に向けて歩み出した。8日開幕の県高校野球選手権支部予選では白星発進できなかったが、選手、保護者らは「苦労も多くなるが一丸で頑張る」と張り切っている。
中津工業、中津東との合同チーム編成という選択肢もあったが、初志貫徹。「最後の1年を中津商として戦う」ことを全員で選んだ。
選手は11人。人数不足を補うため、練習中はもちろん、準備、片付けもマネジャーの渡辺杏奈さん(16)を含めた全員で取り組む。試合も攻撃時にコーチャーズボックスに交代で入るなど、苦労も多い。
「大変だけれど、やらなければならないこと。下積みの苦労というか、社会に出た時に必ず役立つ経験。いい勉強をしていると思います」と恒成徳二郎監督。学校、OB、保護者も選手をサポート。同部保護者会の松浪浩彦会長(45)は「入学時から、単独で臨むことを前提にしていた。選手の負担を少しでも軽減できるよう、しっかり支えたい」。
最後の夏まであと1年。藤原憲次主将(16)は「ほかのチームの何倍も頑張らなければならないが、全員で決めたこと。自分たちが最後の商業生。チームワークで頑張りたい」と話していた。
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