県選管は衆院選の投票率向上に向けて、インターネットの動画配信サイトに選挙コマーシャルを流す。若年層を中心に各級選挙で投票率の低下が進む中、多くの若者が利用するネットを通じて投票を呼び掛ける。県内の学生が運営するサイトにも広告を掲載しており、あの手この手で選挙への関心を高めようとしている。
利用するのは無料動画配信サイト「GyaO(ギャオ)」。県内在住者13万2千人(2008年6月現在)が登録している。利用登録の際、所在地の都道府県の入力が必要で、県内の利用者だけを対象にしたCMを流すことができる。
放映期間は最高裁裁判官国民審査の期日前投票が始まる23日からの1週間。動画再生前の15秒間、同じ期間にテレビで放映するシンガー・ソングライター今成佳奈さん(豊後高田市出身)を起用したCM映像が流れる。広告料は1カ月25万円の日割り計算になるという。
GyaOを利用した自治体などの広報はこれまで昨年7月の鹿児島県知事選や自衛隊の隊員募集などがある。県選管は「GyaOの利用者の多くは目的を持ってその動画を見ている。映画上映前のCMのように、確実に視聴者の目に触れるのではないか」と効果を期待している。
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