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明けぬ梅雨に恨み節 農作物や夏物商戦など

[2009年07月30日 14:39]

長雨による日照不足で葉が枯れたトマト=29日午後、大分市丸亀の池永さん方のハウス

 梅雨明けが遅れ、夏休みに入ってもぐずついた天気が続く今年の県内。長雨による日照不足で野菜に生育不良の影響が出ており、屋外レジャー施設からは、どんよりとした空に“恨み節”も漏れる。梅雨空は日傘、水着といった夏物の商戦にも影を落としている。大分地方気象台は梅雨明けは8月2日以降とみており、真夏の太陽を待ち焦がれる日々はもうしばらく続きそうだ。

 ▽農作物 JAおおいたによると、日照不足や高い湿度の影響でピーマンやトマトの実が育たないなどの被害が出ている。大分市丸亀の農業、池永勝己さん(47)は、キュウリやトマトの生育不良に頭を悩ませている。「農業を始めて25年になるが、こんなにひどい状態は初めて」と話す。
 卸売会社の丸果大分大同青果(大分市)は「7月の野菜入荷量は例年より1割少ない。消費量が増える盆前は品薄が見込まれ、値段が高騰しそう」と話す。
 ▽レジャー施設 18日にリニューアルオープンしたばかりのラクテンチ(別府市)は、「入場者は当初見込んだ半分程度。この天気では仕方ない」とあきらめ顔。セントレジャー城島高原パーク(同)も「客は昨年より1割以上少ない。早く暑い夏が来てほしい」と祈る。
 一方、屋内のレジャー施設は好調。屋内プールの「杉乃井ホテル・アクアビート」(同)は夏休みに入り、客数が昨年同期比15~20%増で推移。「長雨や肌寒い天候が続き、海水浴気分を楽しみたい家族連れが訪れている」とにっこり。
 ▽夏物商戦 トキハわさだ店(大分市)では、季節商品の水着、日傘などの売れ行きが伸び悩んでいる。売り場担当者は「暑い季節は暑く、寒い季節は寒くないと商品は売れない」と渋い顔。その中で、雨傘の売れ行きは上々。特に骨の数が通常の2倍の16本ある丈夫なタイプが人気。値段は1本6千円ほど。「激しい雨の日用にと購入するケースが目立つ」という。

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