民事再生手続き中の明林堂書店(別府市)の経営再建に向け、全国最大規模の約320店舗を展開している宮脇書店(香川県高松市)グループの関連会社、宮脇カルチャースペース(宮脇CS)=同市=がスポンサー企業として支援することが決まった。再生計画案を31日、大分地裁に提出する予定。
代理人の弁護士や宮脇CSによると、28日に両社で基本合意を結んだ。今後、▽担保権を持つ金融機関と弁済条件で協定を締結▽再生計画が債権者集会で合意を得て認可決定―の両条件をクリアすれば、宮脇CSの100%子会社として再スタートを切る。
不採算店などを閉店し、店舗数は現在の78から50前後に減らす方針。社名、店名を現状のままにするかどうかは、今後の協議で決める。
宮脇CSの宮脇富子社長は「明林堂書店のネットワークを守り、お客さまや取引会社、従業員などのお役に立てればと思い支援を決めた。グループの多店舗経営のノウハウを生かしたい」と話している。
明林堂書店は昨年8月、書籍販売以外への事業展開の失敗などから資金繰りに行き詰まり、民事再生手続きの開始を申し立てた。負債総額は約134億6600万円。
<ポイント>
宮脇書店グループ 直営やフランチャイズで店舗を全国展開し、書籍やCD、DVDを販売。県内には玖珠町に1店舗がある。同書店単体の2008年12月期の売上高は約272億円。
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