
昨年の前夜祭。一流演奏家が名曲を披露
全国有数の本格的なクラシック音楽祭として知られる「ゆふいん音楽祭」(大分合同新聞後援)が30日、由布市湯布院町の湯布院公民館で開幕する。8月2日までの期間中、世界的なチェンバロ奏者の小林道夫さんが総合アドバイザーを務め、国内外で活躍する音楽家15人が、国内最高峰の音楽を奏でる。
音楽祭は1975年に始まり、今年で35回目。観光的な音楽イベントではなく「純粋にクラシック音楽を楽しむ祭」として、多くの人に親しまれている。規模は小さいが中世、ルネサンスからバロック、近代まで幅広い音楽を聴くことができる。
グレゴリオ聖歌のアカペラ合唱で有名な「ゆふいん西洋音楽探訪」(31日)は21回目の今回で最後となる。宮崎大学教育文化学部教授の竹井成美さん(大分市出身)の指揮の下、大分中世音楽研究会のメンバーが歌を披露。バッハのカンタータで幕を開ける「フィナーレコンサート」(2日)は、出演者全員が登場。
最後は同祭の音楽監督を務めた岸辺百百雄さん、河野文昭さん、小林道夫さんがモーツァルトのピアノ三重奏曲を演奏する。
立ち上げからかかわり、6回目から実行委員長を務める加藤昌邦さんは今回を最後に委員長を退く。加藤さんは「一回一回を一生懸命取り組んできたら35回となっていた。今回も素晴らしいメンバーが集まったので、多くの人に音楽の素晴らしさに触れてほしい」と呼び掛けている。
30日の前夜祭は無料。前売り券は、31日、8月1日(1日2回公演)は各公演3千円(高校生以下1500円)、2日のフィナーレコンサートは4千円(同2千円)。当日はいずれも大人が500円増し。全日通し券は1万2千円(同6千円)。
申し込み、問い合わせは由布院観光総合事務所(TEL0977・85・4464)へ。
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