日出町の大分自動車道で柳ケ浦高校(宇佐市)のバスが横転し、野球部員1人が死亡、42人が重軽傷を負った事故で、県警は23日午後、事故後初めて現場検証をした。速見インターチェンジ~日出ジャンクションの上り線を約3時間、通行止めにして実施。バスを運転していた同校教諭で野球部副部長の男性(26)=自動車運転過失致死傷容疑で送検後、処分保留で釈放=を立ち会わせ、当時の走行状況を確認した。
午後1時すぎ、通行止めとなった事故現場に捜査員が次々と到着。道路の側壁に生々しく残るバスの衝突跡などを詳しく調べた。この日は、事故を起こしたのと同様の大きさのバスを用意。衝突地点付近で前進と後退を数回、繰り返して、横転に至った経緯の把握を進めた。
県警によると、副部長はこれまでの調べに「速度を出し過ぎ、ハンドル操作を誤った」と供述。検証では、どのような走行経路をたどったか、どのくらいの速度が出ていたかなどを尋ねた。県警は今後も副部長から任意で事情を聴くとともに、バスに乗っていた部員からの聞き取りを進める。
事故は11日午前8時半ごろ、日出町南畑の大分自動車動車道で発生。宇佐市から大分市の全国高校野球大分大会会場へ向かっていたバスが横転、2年生部員(16)が死亡、42人が重軽傷を負った。柳ケ浦高校によると、23日現在、2人が入院治療を続けている。
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