
「学問のすゝめ」を手に説明する村上主任研究員
中津市耶馬渓町の中津南高校耶馬渓校(小林啓子校長、116人)で、先哲歴史講座があった。同校の校歌に福沢諭吉を表す「福翁」が出てくることから、生徒に諭吉のことを知ってもらいたいと、県立先哲史料館(大分市駄原)の出張講座を活用した。
同史料館の村上博秋主任研究員(38)が「福沢諭吉~『福翁』からのメッセージ」と題して、福沢諭吉の生涯と業績、思想について解説。「『学問のすゝめ』はもともと中津の人のために書き始められたもの。差別をなくすために勉学に励み、知恵を付けてほしいというメッセージが込められている」などと話した。生徒らは資料にキーワードを書き込みながら、興味深そうに聞いていた。
最後に、生徒を代表して3年生の伊藤優也君(17)が「一万円札の顔としか認識していなかった福沢諭吉先生の人柄や偉業を知り、今後は校歌の意味を理解して歌えます。福沢先生を輩出した中津を誇りに思います」とお礼を述べた。
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