
レジ袋有料化がスタートした6月1日、マイバッグに買い物した品を詰め込む持参客=大分市
県内で6月からスタートしたレジ袋の有料化(無料配布中止)運動。県は15日、運動に参加している食品スーパー26事業者214店舗の1カ月間のマイバッグ持参率を発表した。県内の平均は85・2%で、206店舗(96・3%)が目標の80%を達成した。県は「持参率は当初見込んでいたより高い。消費者の環境に対する意識が高まっている」と評価している。
マイバッグ持参率は、6月1~30日の総来店者数からレジ袋の購入者数(または販売枚数)を差し引いた数を「マイバッグ持参者」として計算した。
事業者別の最高は国東市武蔵町のショッピングプラザ「エース」の97・8%。市町村別では津久見市の90・3%をトップに、臼杵市89・5%、国東市88・4%―と続く。参加店舗がある16市町のうち15市町で80%を上回った。また、13店舗が90%を超えた。
エースの巴田誠マネジャーは「実施前から、2千円以上の購入客にエコバッグをプレゼントし、マイバッグ持参者には特典を付けるなどの取り組みをした。これが客への浸透度を高めたのだろう」と分析した。
レジ袋有料化の運動は、レジ袋の無料配布を続けている店にも“波及”している。あるスーパーの担当者は「レジ袋が必要な客もいるという判断で、今回の取り組みには参加していない。だが、3割だったマイバッグ持参率が6月以降は7割にアップした」と驚く。
無料配布をしている店で買い物をした大分市内の主婦(56)は「いつしか習慣になり、レジ袋がもらえる店でもマイバッグを使っている」。別の主婦(63)は「レジ袋の有料、無料は店を選ぶポイントにはしていない。重視しているのは品物の質と値段」という。
県地球環境対策課は「8月からは農産物の直販所など、さらに参加店が増える予定。今後は小規模スーパーまで取り組みを広げたい」と話した。
レジ袋の削減量
1カ月間で運動参加店舗で消費したレジ袋は138万7371枚。これまで客1人当たり1枚のレジ袋を使用していたと仮定して、総来店者数からレジ袋購入者数を差し引いたレジ袋削減量は744万2302枚。これは重さにして約74トン。石油使用量で約136キロリットル、二酸化炭素(CO2)排出量で約460トンの削減につながった計算になるという。
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