
練習に熱が入る「九州陳式混元太極拳協会」のメンバー
健康づくりを目的に愛好者が多い太極拳。毎週土曜日に大分市鶴崎公民館で練習している「九州陳式混元太極拳協会」のメンバーは、太極拳の中でも武術の要素が強い「混元太極拳」の技を磨いている。
魏保強(ぎほきょう)会長(38)は2004年4月、「中国古来の太極拳を広めたい」と来日し、07年4月に大分大学大学院経済学研究科に入学した。現在は市内5カ所の公民館で指導している。日本語と中国語を織り交ぜ、メンバーに呼吸の仕方や足の運びを丁寧に教えている。
混元太極拳を始めて4年目の商店経営小田一世さん(37)=須賀=は3人のメンバーと今年5月、中国・蘇州市で開催された「第2回国際混元太極拳大会」に初めて出場した。世界から約千人の愛好者が集まった。
「中国に行くことも初めてだった。周りは中国人ばかりで戸惑ったが、いい経験ができた。混元太極拳を習得することは、中国の文化をとことん追究することになる。そこに魅力を感じる」と話した。
ゆったりと動くイメージがある太極拳だが、足を高く上げたり、拳を強く突き出したりとダイナミックな動きが多い混元太極拳。「多くの若い人に挑戦してもらいたい」とメンバー。魏さんは普及を目指し「練習場所を30カ所に増やしたい」と意気込んでいる。
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