
水をかぶりながら威勢よく麦餅をつく氏子や子どもたち=日田市中津江村の宮園鎮座津江神社
約800年前から伝わるという「麦餅(もち)つき祭」=県選択無形民俗文化財=が15日、日田市中津江村の宮園鎮座津江神社(永瀬利文宮司)であった。下帯姿の氏子らが威勢よくもちをつき、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。
きねのカシ棒と身を清めたつき手は「わっしょい」の掛け声とともに境内へ。元気のいい餅つき唄に合わせて臼を囲み、回りながら蒸した麦をついた。最後には勇壮な「あばれづき」を披露。カシ棒は折られ、厄よけ用に参拝客や見物人に配られた。
盗賊退治の様子を模して鎌倉時代に始まったとされる。現在は地元・丸蔵地区の氏子らが保存会(真弓鈆二会長)をつくり、伝承。数年前から中津江小学校児童も参加している。真弓会長は「高齢化、過疎化で後継者は少なくなるばかり。次世代の子どもたちの参加はうれしく、ぜひ長く継承したい」と話した。
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