
大理石をくりぬいた浴槽
豊かな自然に癒やしを求めて、年間約500万人の観光客が訪れる九重町。「日本一」を冠に一気に全国区となった九重“夢”大吊橋に続けと、豊富な資源を生かして食や温泉、工夫を凝らした独自企画などで新たな町の魅力を発信している。
九重町竜門の滝上流にあるオートキャンプ竜門の隣接地に、小グループや家族連れ向きの貸し切りの湯「良仲湯(いなかゆ)」が間もなくオープンする。
オーナーの吉武勝広さん(53)は建設業の傍らオートキャンプ場を経営。広い敷地と湯量豊富なアルカリ性単純温泉(41度)を利用し、キャンパーや竜門の滝を訪れる観光客向けに、掛け流しの温泉で癒やせる一戸建ての施設4棟を新しく設けた。
建物はいずれも木造平屋建て。古民家の建築材を再利用し、屋根裏の骨組みをむき出しにし、4、5トンの石を壁にするなど造りに工夫。大理石をくりぬいた湯船などもあり、広い浴室は憩いのスペースとして十分な空間がある。
前を流れる松木川のせせらぎや、ウグイスなど野鳥のさえずりは、耳元に心地よく響く。既に時季は過ぎたが、6月は目の前をホタルも飛び交う、静かな山あいの湯がここの特徴。
オープンは18日の予定。料金は1回50分で2千円。問い合わせは同湯(TEL0973・76・2026)へ。
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