
清水准教授の説明を熱心に聞く児童
中津市の北部小学校(植田隆校長、448人)で、室蘭工業大学もの創造系領域材料工学ユニットの清水一道准教授による「ものづくり教室」があった。昨年に続き2回目。5、6年生が鋳造(スズ)に挑戦した。
清水准教授は大分高専助教授の時から県技術交流プラザ中津(粱善行代表幹事)の顧問を務めている。これが縁で昨秋、第1回教室を開催したところ、子どもたちから大反響。関係者の「ことしも教室開催を」という願いを、清水准教授が快く引き受けた。
午前中は5年生78人、午後は6年生75人が取り組んだ。溶かしたスズを型に流し込む点は前回と同じだが、今回は業務用鋳物砂を使って鋳型を作るという、より高度な鋳造にチャレンジした。
清水准教授が手本を示した後、子どもたちは北海道のカントリーサインなどをかたどり。大学生のアドバイスを受けながら作業。失敗もあったが、最後には全員がオリジナル作品を完成させた。
「なかなか体験できないこと。目の輝きが違いますね」と植田校長と半田慎一郎PTA会長。子どもたちも“ものづくり”の楽しさをしっかりと学んだようで、「楽しかった。またやりたい」と田中大雅君(11)、「ちゃんとできていた。自宅に飾ります」と山本美鈴さん(10)は笑顔。
北海道を中心に、全国でものづくり教室の開催を続ける清水准教授。本年度に中津市内でもう1校、教室を開くという。「こうやって“もの”をつくるんだということを知ってもらえたら幸い。工学部離れを止められるよう、これからも頑張ります」と汗だくになりながら話していた。
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