トキハ(佐藤裕士社長)は、別府店の売り場の一部を改装して非物販のテナントを誘致する。個人消費の低迷など外部環境が厳しさを増す中、賃貸収入を確保することにより安定的な収益の維持を図る。その第1弾として8月から、オペレーターが電話で顧客とやりとりするコールセンターが6階の海側に入居する。
非物販テナントの誘致は、2012年まで3年間の経営指針として策定した新中期経営計画の一つ。09年2月期の別府店の売上高は約60億5千万円で、ピーク時の半分以下。現経済情勢ではこれ以上、売り上げを伸ばすことは厳しい状況にあると判断。売り上げを追い求めるより、確実な収益が見込めるテナント誘致を強化することにした。
コールセンターを迎えるため、6階の文具やサンリオ、制服コーナーを、専門店棟(旧コスモピア)の2階に移設。6階の売り場のうち、約千平方メートルのリニューアル工事に着手した。地下1階~7階のうち、今後4~6階の売り場を圧縮してテナントスペースを確保。数社の誘致を目指す。一方で現在77人の社員を減らし効率性を高める。
トキハの徳丸一郎取締役は「別府店の総売り場面積は約2万1千平方メートルあり、効率性の面で問題がある。今回のテナント誘致は別府で生きていくためのベストの方策。テナント誘致と人件費の圧縮で生まれた資金を、将来の1~3階のリニューアル資金に充てたい」と話している。
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