
チキリンの練習をする子どもたち
若宮八幡社 (12~15日)
チキリンやみこし担ぎ 張り切る参加者
都市計画道路・庄の原佐野線が通り、2003年に現在地に移転・新築した大分市上野町の若宮八幡社(園田孝吉宮司)。12日から15日の夏季大祭は、創建800年記念で13年前に再興した大人みこしの巡行を中心に、4台の子どもみこしやチキリンの巡行もある。
地元の人たちによる役員会「若(わか)翔(しょう)会」(岡崎征二会長、42人)が祭りをまとめている。総務の森本真一さん(38)は「みこしの一番前は花形で、担ぎ手にとってあこがれの場所。県外に出ても祭りに帰ってくる人もいるんですよ」と張り切る。
みこしの巡行は平日。昼間は仕事の都合などで担ぎ手が少なくなる。そのため近くの神社4社の氏子らと協力して人を確保している。「仕事の後で担ぎに来る人もいる。最終的には300人近くになる」と森本さん。
小学生による「子どもチキリン大会」も人気。毎年約30チームが出場する。本番に備えて毎日練習に励んでいる。
森本さんは「小さいころから地元の祭りへ参加をして、愛着を持ってもらえるよう工夫している」と話した。
明野 (18~20日)
「結び付き深め」40回
大分市明野の明野緑地公園にある土俵で、小学生十数人が大人の指導で相撲のけいこをしていた。河野広(ひろ)暉(き)君(11)は「楽しい。絶対に勝ちたい」と意気込む。
18日から20日まであけのアクロスタウン前お祭り広場で開かれる「明野まつり」(大分合同新聞後援)。19日の「子どもすもう大会」には250人以上の小学生が参加する。歓声が飛び、白熱する人気イベントだ。
まつりは「結び付きを深めよう」「こどもたちのふるさとづくりをしよう」と1970年に始まり、40回目を迎える。自治会などによる実行委員会が、3月下旬から準備してきた。催し担当の明野さつき町自治会の湯田国男会長(69)は「少子高齢化で地域の状況が変わっている。まつりをいかに存続させていくかが課題」と知恵を絞る。
最終日の「ふるさと踊り大会」は三味線や太鼓、尺八など約25人の生演奏に、約560人が輪になって「明野音頭」などを踊る。
演奏を取りまとめる坂本知也明野音頭保存会長(68)は「演奏は年1回の一発勝負。気持ち良く踊ってもらえるよう取り組んでいる」と熱意をみせる。
ななせの火群 (25、26日)
節目…さらに進化へ
25、26の両日、大分市の七瀬川自然公園で開く「ななせの火(ほ)群(むら)まつり」は今年、10回の節目となる。
1999年に完成した公園で、地区に古くから伝わってきた柱松や「振り万(まん)灯(とう)籠(ろう)」などの風習をメーンに再構成して、新たなまつりに育てた。2005年に地元の代表で実行委員会を組織。柱松や市民総踊りなど担当別に計11部会を作った。
会場整理部会は、今年初めてビニール製の熱気球10個を揚げる。志水創一部会長(69)は「火の明かりの幻想的な雰囲気で、心を癒やしてほしい」。
4日には七瀬川河川敷で柱松部会19人が約2時間掛けて、柱松に使うアシを刈り取った。「メーンの柱松だから、よく燃えるよう工夫する」と門脇利雄副部会長(55)。
まつり振興会の門脇勝志事務局長(58)は「住民の郷土愛を育てて、さらに感動する祭りに進化させたい」と話した。
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