
12、13代目藩主の墓碑に手を合わせる中川久定さん
岡藩主12代の中川久昭公と13代の久成公の墓碑が、竹田市のおたまや公園にある歴代藩主の墓所に改葬された。現存する岡藩主の墓碑すべてを同市で保存することになった。
中川家は1871年の廃藩置県により、東京に移住。以降、中川家の墓所は東京の霊園に所在していた。18代当主で京都大学名誉教授の中川久定(ひさやす)さん(78)=京都市在住、竹田市名誉市民=は「わたしを含め、中川家の古里は竹田市」との思いが強いことから、市に相談。所定の手続きを経て墓所の移転が決まり、12、13代の藩主墓碑を市に寄贈することにした。
おたまや公園であった改葬式には、関係者ら10人が出席。中川家の菩提(ぼだい)寺、碧雲寺の姫野克道住職が読経し、久定さんや妻の洋子さん(76)が墓碑に手を合わせた。
首藤勝次市長は「竹田市民としてうれしい。素晴らしい歴史のつながりを学び、市の発展につなげたい」とあいさつ。久定さんは「やっと古里に帰ることができたとうれしく思う。一族がそろうことができ、先祖も喜んでいるでしょう」と話した。
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