
香々地、九重青少年の家を統合した別府市の県社会教育総合センター
県教委は本年度の組織改編で、県内に二つある県立の青少年教育施設の香々地青少年の家(豊後高田市)と九重青少年の家(九重町)を県社会教育総合センター(別府市)の下部組織として統合した。青少年の家の管理職ポストを廃止して組織をスリムにしながら、3施設の連携強化によって多様で充実した活動の提供を目指している。
青少年の家の所長と総務課長の両ポストを廃止し、センター長が3施設を統括する。これに伴い、両青少年の家の職員は2人ずつ減って計8人になった。
県の“直営施設”で、キャンプや陶芸教室などの社会教育サービスを提供しているのは同センターと両青少年の家の3施設だけ。
これまで各施設は県教委社会教育課の助言を得ながら、個別に年間の運営計画を立ててきた。統合後は同センターが中心となり、各施設が育てた行事や“ファン”を大切にしながら、連携することで参加しやすく魅力を感じる運営を模索している。
例えば、▽香々地で年に10回程度実施している不登校の児童、生徒向けの交流会を九重やセンターでも開催▽両青少年の家が開くキャンプの日程をずらす―などの検討を始めた。こうして練った運営は来年度から本格的に実施される。
一方、青少年の家の職員が減少したため、利用者が増える夏休みなどは職員の負担が増す。センターでは「センター職員が応援に駆け付けるなどして対応したい」としている。
三浦徹夫センター長は「子どもの自立心をはぐくむ場として、社会教育施設の果たす役割は大きい。また、学校教育を側面からサポートするためにも、効果的な運用に取り組みたい」と話している。
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