
家電製品を品定めする来店者=5日、大分市のケーズデンキわさだタウン店
5日は官公庁にボーナスが支給されて最初の日曜日。大分市内のデパートや家電量販店では、中元商品や家電製品を品定めする家族連れの姿が見られた。しかし、「ボーナスが減ったので思い切って使えない」という声も聞かれ、“ボーナス商戦”は例年に比べ低調な出足となった。
「ボーナスが出た今週末は売り上げの伸びを期待したが、消費者の財布のひもは予想以上に固い」。ケーズデンキわさだタウン店の鶴田悦朗店長は肩を落とした。売り上げは前年同期比で8割ほど。「エコポイント制度のスタート(5月)に合わせて前倒しして買い物をした人もいるようだ」と話す。エコポイント対象商品の地上デジタル放送対応テレビはまずまずの売れ行きだが、夜が比較的涼しいこともあってエアコンは伸び悩んでいるという。
売り場には、じっくり下見して購入しようという客が目立つ。公務員男性(54)=大分市=は「ローンなどでボーナスの行き先は既に決まっている。限られた予算の中で何とかテレビを買い替えたい」と価格を見比べていた。
トキハ本店(大分市)は、中元用に大分の特産品を充実させ、「こだわりの商品で売り上げ確保を」と意気込む。しかし、この日は同店が予想したより客数は少なかった。売り場担当者は「客の予算は低下傾向で、贈る相手も絞り込んでいる。昨年の歳暮商戦から学校関係者の利用が減少している」と話した。
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