大分のニュース

悪徳商法や多重債務問題 出前講座が大繁盛

[2009年07月04日 14:30]

方言を交え、悪徳商法撃退法などについて説明する渡辺好さん

 県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」(大分市東春日町)で啓発業務を担当している渡辺好さん(60)の出前講座が好評だ。悪徳商法や多重債務などの被害防止法を方言も交え、ユーモアたっぷりに紹介する語り口が受けている。今春、定年退職するまではアイネスの次長、4月からは嘱託職員。立場は大きく変わったが、「被害を未然に防止したい」と張り切っている。

 このほど、大分市内であったJAおおいた女性部の会合で、渡辺さんは悪徳商法について話した。手作りのパネルを使い、勧誘の電話に「いいです、いいです。結構です」と断ったのに、自宅に品物が送られてきたケースを紹介。
 「注文していないと電話をかけると、相手は『いいです』と了解したでしょうと言う。そんなときは『いらん』と一喝するのがよい」とアドバイス。会場は爆笑に包まれた。
 渡辺さんは元県職員。2000年、初めて消費者行政を担当した。当時は外部の講師に依頼することが多かったが、経費削減などで職員も啓発の講師を務めることになった。
 しかし、実際に話してみると難しい。「話が面白くなければ聞いてもらえない」と一念発起。聴衆をひきつける笑いのつぼを学ぼうと、豊後高田市の大分方言まるだし弁論大会に出場し、審査員特別賞を受賞。その後も独自に話し方や間の取り方の研究を重ねた。
 出前講座の評判は口コミで広がり、3月に定年退職するまでの7年間で300回を超えた。4月に嘱託職員として採用され、引き続き啓発と多重債務相談などの関連業務を担当。民生児童委員の研修、高齢者の集まり、企業の新入社員研修など、月に15回の講演をこなすこともある。
 「わしゃ、ちぃーとでも、みんなん役に立てば本望じゃけん」と渡辺さん。
 出前講座は無料。問い合わせはアイネス(TEL097・534・4034)へ。

県内過去のニュース

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

1月18日

[PR]FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA