
別府市内に自生するカスミザクラ(荒金正憲さん撮影)
別府市の志高、前野、小鹿地区に自生するカスミザクラ計23本が同市の保護樹に指定されることになった。同市環境保全審議会(明石光伸会長)が6月30日、浜田博市長に指定を答申した。
カスミザクラは北海道、本州、四国に分布し、九州本島では別府のみ。葉などに薄い毛があり、葉と花が同時に開くなどの特徴がある。ヤマザクラに比べ10日ほど開花が遅いという。
23本はいずれも市有地に生育。樹齢20~30年で、高さ3~20メートル。幹回りが2メートル以上のものもある。2004年に別府大学名誉教授の荒金正憲さん(83)が数本を見つけ、その後、別府生物友の会の観察会などでも確認された。
同市の保護樹は22件目。審議会では「指定とともに今後の管理について考えてほしい」などの意見が出た。荒金さんは「みんなで大事に守り、周りのヤマザクラなどとともに自然の桜の園になるとうれしい」と話している。
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