
水田の間に並ぶ東九州自動車道青山橋の橋脚=佐伯市青山
東九州自動車道は津久見―佐伯間が開通して1年。さらに宮崎県に向けた工事が着々と進んでいる。佐伯―蒲江間(20キロ)の開通時期は未定だが、蒲江―宮崎県北浦間(14キロ)は2012年度を予定している。1日には佐伯―蒲江間で2カ所目のトンネル着工となる大越トンネル(1223メートル)の工事安全祈願祭が、佐伯市青山の現地であった。
佐伯河川国道事務所によると、総事業費は佐伯―北川間で約1701億円。当面は暫定2車線で整備。工事の進ちょく率(事業費ベース)は佐伯―蒲江間で17%、蒲江―県境間で30%程度。
佐伯から県境までの区間は、橋16カ所(約2・3キロ)とトンネル14カ所(15・5キロ)など構造物の長さが道路総延長の約6割を占めるのが特徴。「平地が少ない地形のため、山間を通らなければならず、他区間と比べ、構造物が非常に多い」と同事務所工務課。
1日に工事安全祈願祭があった大越トンネルの掘削工事では発破を行うが、民家が近いため、坑口に通常より多い3重の防音扉を設置して爆音や振動を軽減する。
トンネルに続く青山橋(445メートル)の橋脚はすでに完成している。
佐伯―北川間は国と地方で費用を分担する新直轄方式で建設しており、通行料は無料。佐伯―蒲江間は約30分と従来と比べ、20分短縮される。蒲江地区には新たに波当津インターチェンジの設置許可も下り、災害時の代替道路としての役割が期待されている。
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