
踏み込み防止のロープを張る会員
九重の自然を守る会は、九重町の九州横断道路の牧ノ戸峠展望台一帯で、ミヤマキリシマが盗掘されたり、踏み荒らされるのを防ぐため、観光客らが株のある場所に立ち入らないよう注意を促すロープを張った。
牧ノ戸峠一帯では、守る会の会員や西部森林管理署職員、玖珠農高生物生産科の生徒が中心になり、4年前からミヤマキリシマの景観を取り戻そうと、峠で保護活動を展開。これまでに940本の苗木を植え込んだ。
ところが花を付けた株が掘り取られたり、補植した株が小さく、踏まれて枯れるなどするため、やむを得ずロープで株を守ることにした。会員や生徒、教職員ら約30人で作業。峠の駐車場から展望台に通じる遊歩道の両側に、5メートル間隔でくいを打ち込み、これにロープを張り渡した。観光客らがよく立ち寄る、展望台にあるあずまやの周りにもロープを張った。
会員らは「峠のミヤマキリシマを守るため遊歩道を利用し、周りに立ち入らないでほしい。株が育てばもっと楽しめます」と、協力を呼び掛けている。
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