
午後6時以降も元気に遊ぶ子どもたち(餅ケ浜保育園)
午後6時以降も園児を預かる「延長保育」が本年度から、別府市内のすべての認可保育所(26カ所)で実施されるようになった。同市では共働き家庭の増加から、就学前の子どもの約4割が保育所に通っており、保育サービスの需要は大きい。緊急時に対応する一時保育や病児保育といったサービスも進みつつある。
入所者数が増加傾向にあることを受け、同市は本年度まで5カ年の「べっぷ子ども次世代育成支援行動計画」で、全認可保育所で延長保育を実施するとの目標を掲げていた。
2004年度時点で延長保育を実施していたのは18カ所。本年度は、市立保育所の民間移管などをきっかけに、四つの保育所で延長保育が始まった。「就労形態の多様化や通勤時間の増加などが背景にある」(市児童家庭課)という。
延長保育は通常午後6~7時。3カ所は午後8時まで。午後8時まで受け入れる餅ケ浜保育園(私立)は市内でいち早く導入し、多いときは園児の3分の1が利用。観光地という土地柄から、日曜や祝日の就労に対応するため、市内では唯一、休日保育もしている。
べっぷ子育て支援拠点施設「すきっぷパーク」内に移転した市立内竈保育所は、本年度から延長保育を実施。10月には専用の特別保育室を設け、保護者の病気や家族の介護、育児疲れなどに対応する一時保育をスタートするという。
後藤たか子所長は「個々のニーズに合ったサービスを提供することで、保護者が仕事に打ち込んだり、自分の時間を見つけ、ゆとりを持って家族に向き合えるのでは」と話している。
<ポイント>
別府市内の保育所(保育園を含む)認可保育所は市立が3カ所、私立が23カ所。認可外保育所は17カ所あり、認可保育所に比べ、遅くまで子どもを受け入れるところが多い。
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